冷え

水分代謝を知って水分代謝アップ

水分代謝を知って水分代謝アップ

ご覧いただきありがとうございます。

【頑張るアナタにご褒美を・・・】

岡山県の倉敷市中庄にあります
ごほう美サロンレストのマツキです

 

近況・・・

お久しぶりです。

自粛期間が明けて、気がつくともう6月。。。。

2020年のちょうど真ん中になりました。

 

早いものです。

上半期は新型コロナ一色だった気がします。

 

このブログを読んでくださっているアナタの生活は

新型コロナウイルスによって変化はありましたか?

 

当たり前の日常が当たり前ではなくなるということが

これまで生きてきた中で初めてでした。

 

今のこの状況がいつまで続くかわかりませんが、

一秒でも早く終息して欲しいことはもちろんですが、

これからも新たなウイルスが発生することがあるでしょうし、

ウイルスと共存しつつ

新たな日常生活を確立していくことも必要なのだと考えて過ごしています。

 

気温はぐんぐん上昇し

岡山県も梅雨入りとなりました。

 

気圧のせいで、

頭痛やむくみ、身体のだるさが出やすい時期です。

 

ぜひ体調管理に気をつけて過ごしましょう。

水分代謝とは

さて本日は

水分代謝

のお話をします!

 

個人的に、最近良く考えているテーマの一つ。

水分 水分代謝

 

まず、「水分代謝」とは何かというと

水分を体内へ補給し、汗や尿などによって体外へ不要な物を排出すること

を言います。

 

 

水分代謝がうまくいかないと、

老廃物がたまりやすく、身体がむくみやすくなります。

 

水分はとても大切です。

お肌や身体のため、美容・健康のためにも水分の摂取は重要です。

 

お客様へ必ずと言っていいほどお尋ねするのが、

「1日にどれくらい水分を摂りますか?」

という質問です。

 

 

一日の水分摂取量が1L以下の方や、

摂取している水分がコーヒーやアルコールの方には

単純にお水をもっとこまめに摂るように意識しましょう

とお伝えしています。

 

しかしながら1日に数リットル飲んでいます!とはいえ

身体のむくみなどの悩みは解決せず・・・

という方も中にはいらっしゃいます。

 

これまで、むくみ改善には

水分をしっかりこまめに摂ってください!

と常々お伝えしてきたのですが、

 

お客様から、

「水分を頑張って摂っているものの朝の顔のむくみは相変わらずだ」

とか水分摂取やむくみに関する様々なお悩みを良く聞きます。

(特に自粛期間中にむくみがひどくなっている方増えてます涙)

 

そのお悩みを改善するために

様々な考えを持っている色々な施術者やトレーナーの考えを

見たり聞いたり学んでいく中で

 

果たして水分摂取はどれだけの量を摂ればいいのだろうか?

と疑問に思うようになったのがきっかけです。

 

今回は、水分を十分摂っているのに

身体がむくんでしまっている方に

ぜひ読んでいただきたい内容となっております。

 

ということで、水分代謝を知るためにまずは基本知識を学びましょう。

水分の働き

体内の水分の主な働きは

物質の溶解

物質の運搬

体温調節

の3つです。

物質の溶解

食事の中に含まれている栄養素は体内に吸収しやすい形に分解されて代謝されます。

この代謝の反応は水に溶けた状態で行われます。

物質の運搬

血液やリンパ液も水分を含んでいます。そして体内の物質を細胞まで運ぶことができます。

また老廃物などを尿という形で体外へ排出しています。

体温調節

水は温まりにくく、冷めにくいという性質を持っています。

つまり温度の変化が少ないため、体温を一定に保ちやすいのです。

 

これらは体にとってとても重要な働きです。

水分は身体にとって当たり前ですが、

なくてはならないものなのです。

 

体内の水分の内訳

人間の身体の中、

体重のおよそ60%が水分です。

 

わかりやすいように体重50kgの人だと

およそ30kgが水分となります。

 

60%の水分のうち、

●細胞内液 約2/3

身体の細胞の中にある水分。体重の約40%を占めます。

 

●細胞外液 約1/3

間質液(細胞の間や組織の間にある水分)や血漿に分けられる、細胞の外にある水分のことです。

体重の約20%を占めます。

 

 

水分の排出量

では1日に身体から排出される水分の内訳を見てみましょう。

 

☑️尿:1日におよそ1,500ml排出されます

そのうち

●摂取した水分によって変化する「随意尿」は約1,000ml/日

水分の摂取量を増やすと尿の回数が増えるのはこちらの尿ですね!

 

●体内で産生される老廃物を排出するために必要な「不可避尿」は約500ml/日

水分を摂取しなくとも1日にペットボトル一本分である500mlの尿が体外へ排出されています。

 

☑️不感蒸泄(ふかんじょうせつ):日常生活にて自然に失われる水分のこと。約900ml/日

呼吸の際や、皮膚、気道の粘膜から蒸発していく水分です。

 

☑️糞便:消化液として分泌された水分が糞便中に約100ml含まれます。

 

ということで、

およそ1日に2,000ml=2Lの水分が

体外へ排出されています。

 

 

つまり、良く耳にする

一日2Lは水分を摂るようにしましょう!

という言葉はここからきていると考えられます。

 

 

水分の摂取量

では1日に一体どれくらいの水分を摂ることがいいのか?

お仕事や習慣によっても

お茶やお水などの水分を摂取する量はまちまちでしょう。

水分の排出量から考えると、

☑️飲料水:約1,100ml/日

 

飲料水で水分摂取というのは、想像できると思うのですが、

実はこちら!

☑️食物中に含まれている水分:約1,000ml/日

例えば、お米。水を入れて炊きますよね!

野菜だってお魚、お肉だってみんな水分を含んでいます。

お食事からも水分を摂取しているということを

言われて気がつくという人も多いのではないでしょうか?

 

さらに、

☑️代謝水:約300ml/日

細胞のエネルギー代謝によって体内に新たに産生された水です。

 

トータルでおよそ2,400ml/日の水分を摂取しています。

とはいえ、飲料水の量は個人差がありますし、

食事の内容によっても水分摂取量は変化します。

 

1日の排出量からみて、1日の飲料水の目安の摂取量より少ない方は

水分不足です。

 

ご自分の1日の生活を振り返ってみましょう。

 

水分が滞ってしまう「水滞」

身体のために水分を摂ることが大切なのはわかっていただけたかと思います。

では、水分を取っているのにむくんでしまうのは何故なのでしょうか?

 

水は生命活動をする上で必要不可欠なのですが、

むくんだり、おしっこが近すぎるのは

水の巡りが滞り、循環が悪くなっているからかもしれません。

 

ただ摂取するだけで水分の代謝が良くなるというわけではないのです。

 

あくまで、水分代謝が正常に働いている身体へ

しっかりこまめな水分補給を行うことで

老廃物が滞ることなく排出され、

細胞は水分を保持して潤いある身体になるのです。

 

水の流れが滞り、身体に溜め込んで不調となることを

東洋医学では「水滞(すいたい)」と呼びます。

 

身体が水分を溜め込んでしまっていると

 

☑️靴下のゴム跡がついてしまう

☑️夕方にふくらはぎがむくんで指で押さえると跡がなかなか戻らない

 

などなど。

 

こういった状態の方は

決まって身体が冷えています。

冷えの原因の一つでもあります。

 

水を溜め込んでうまく流れていかない

むくみによる水分代謝がうまくいかないことで、

血管やリンパ管を圧迫して、

余計に血行が悪くなってしまうという悪循環が起こってしまいます。

 

 

身体に必要である水分をこまめに摂ることで

身体の中の水分がうまく巡り

老廃物を排出させて

細胞に水分が満ちて

潤いあるすっきりとした身体

(お肌が乾燥をせずむくみのない身体)になるはずが

水分が滞ってしまって

逆にむくんでさらに身体が冷えてしまうという・・・

 

悲しいですよね。。。

良かれと思って摂っている水分が

かえって水分代謝を悪くして身体をむくませているなんて。。。

 

水分代謝を上げるために

最低限の水分摂取量一日1,100ml以上の水分を補給していて

むくんでしまっている方は

一刻も早くこの負の連鎖を断ち切って

水分代謝をアップさせたいですよね!!

 

では、水滞とならないように

体質を改善させるポイントはこちらです!

筋肉量アップ

筋トレ 筋肉量アップ

筋肉には心臓のようなポンプ機能があります。

心臓によって全身を巡った血液は

筋肉の伸び縮みする動き(ポンプ機能)を使って心臓へ帰っています。

余分な水分を押し返すには筋肉が必要なのです。

 

特に、下半身にあるお尻や足の筋肉は足のむくみを改善させるには必須!

全身から見た筋肉量もとても多く占めているので

ヒップアップして足がすっきりするとともに

むくみにくくエネルギー代謝もアップするという魅力的な部位です!

 

また、こり固まりやすい肩甲骨周りの筋肉はしっかりストレッチをすることで

肩こり改善にもなるし首や顔まわりへの血行促進になり

むくみ改善だけでなく顔色が良くなったり、肩こりも含めて

身体がすっきりするのでオススメです!

 

ちなみに、ストレッチは1ポーズにつき30秒以上かけることで

きちんと筋肉が伸びてほぐれます👍

身体を冷やさない

冷え性 冷え改善 グッズ

今からの季節は冷たいものを飲んだり、冷房のきいた空間で過ごすことが増えてくると思います。

だからこそ、レッグウォーマーを使ったり、常温または温かい飲み物を飲んだりで

身体の外から中から身体が冷えすぎないように予防しましょう。

 

外気と室内の温度差で身体は思っている以上にストレスを感じて

自律神経も乱れやすくなります。

 

身体が冷えることで体内の水分は滞りやすくなります。

クーラーのきいた室内では

カーディガンなどを一枚羽織ったり、

腰やお腹をカイロで温めたり・・・

徹底して冷えから身体を守りましょう!

 

もちろん、汗がだらだら止まらず

暑い中で過ごしている方は汗のぶんしっかり水分を摂って

熱中症にならないように気をつけることが最優先です!

 

水分の摂りすぎ注意

1日の体外への水分排出量から導き出される

1日の水分摂取量は1,100mlですが、

お肌の潤いや水分代謝を考えてオススメしていた1日の摂取量があります。

むくみ改善!大切な水分補給

 

こまめに10〜15分ごとに一口〜二口飲むというのが理想です。

 

とはいえ、しっかり汗をかいて水分を飲んでいるのにむくんでしまう・・・

という人は身体が欲している以上に

一度に飲みすぎている可能性があります!

 

必要以上に水分を摂ってしまうことは

漢方では身体を冷やすと言われています。

水分を1日の最低必要量よりも既に飲む習慣がついている方は

水分量を見直してみましょう。

 

一度に大量に飲んでいたり、

水分を大量に飲むタイミングが眠る前だったり、、、

 

水分量を意識し過ぎてはもったいないです!

飲み方や飲むタイミング、体調を優先しましょう。

身体の声に耳を傾けて

身体が欲した時に口に一口飲むようにしてみるなどして改善してみましょう。

水分代謝アップ食材を摂る

タンパク質 大豆 むくみ改善

水分代謝アップを促す食材を積極的に摂りましょう!

血液中で無駄な水分をキャッチして排出してくれるタンパク質は

お肌や内臓など身体の元になるのでぜひ摂りましょう!

大豆食品はオススメです。

また、無駄な水分を排出するカリウムがたくさん含まれている

キュウリやバナナも◎

 

オクラや昆布はカリウムだけでなく食物繊維も豊富なので腸内環境を整えてむくみを防止してくれますよ〜

 

水分代謝改善のまとめ

いかがでしたでしょうか?

そのほかにも、睡眠不足やストレスによっても

水分代謝は落ちてむくみは起きてしまいます。

 

また、水分を摂るようにしたら

おしっこの回数が増えすぎて困ってしまうという方は

今の身体にとって必要以上の水分を摂取している可能性があります。

 

これまで水分摂取量が少なかった身体に

急に水分補給量が増えたり、

一度に大量の水分を摂取することによって

処理しきれなくなって尿として排出されている可能性があります。

 

ただ、乾燥しすぎた植物に一気に水やりをすると

土は水分を吸収できずに鉢植えから水はあふれ出てしまいます。

 

身体も水分があることに慣れていなくて

一気に水分を摂取しても

身体が代謝しきれずに尿となっている場合があります。

 

こまめに水分摂取を摂ることが重要なのです。

そして、その水分量を代謝することに身体が慣れることが大切だと考えます。

 

たっぷりの水分を受け入れて

代謝の出来る身体へと

毎日の生活の積み重ねで変化させていきましょう!

 

最近、youtubeをみながら最低一日に1つは動画を見て運動する!と決めて

毎日最低3分くらいの筋トレをするようにしています。

 

まとめて時間を作るのが難しい人が多いと思います。

歯磨きをしながら〜とか、料理を作って立っているタイミングで〜など

隙間時間を有効活用して楽しみながら

水分代謝をアップさせましょう!